blog:ぱじるしさん

ぱじるしあみもの

ぱじるし四












誰かに見せるものでもないけど、かわいいと嬉しい。

用意するもの。

腰回りとヒモ:さらし木綿、ガーゼ、新モス、クレープなど。
裾よけ:木綿、モスリン、麻、絹、ウール、ベンベルグなど。色柄自由(夏モノは薄めがいいと思う)。静電気が起こらない素材の方が美しいし、楽です。

肌着裾よけは頻繁に洗うので、仕立てる前に水通しして縮むものはあらかじめ縮めておきます。
絹ものもネットに入れて洗濯機でおしゃれ洗いで洗って、形を整えて干して半乾きの時にアイロンで問題ないように思います。
外からは見えないものなので色々と遊べます。


道具:
針・糸(木綿or絹orポリ糸)・しつけ糸、鋏、糸切り鋏、かけ針・くけ台、アイロン(あれば、こて)、ものさし、チャコやへらなど印付けの道具。水で消えるペンなども便利。


着物まわりの小物レシピ

肌着っぽいお腰・裾よけ

裾よけの出来上がりイメージは下のイラストのような感じ。
立て襟がないので、肌着っぽいです。裾の縫い代は多めの方が重みが出るので、落ち着くかもです。

(立て襟っぽい部分がないので、肌着っぽいとしましたが、かわいい布でしたら二部式襦袢の下半身部分と同じようにお使いいただけると思います。)

サイズは好みです。
襦袢の下半身代わりに使う可能性がある時は、丈を長めに見積もって下さい。

肌着として使う場合は、腰回り一回り半ぐらいの幅とふくらはぎの中ぐらいの長さがあれば十分に思います。
上部がさらしなので、長すぎる場合の着丈の調整は簡単なので、長めの方が使い回せるかと思います。


イラストでは折りぐけ風に縫いしろを始末していますが、布端(みみ)だったらそのままでも構わないし、レースなどで始末してもかわいらしいです。

ヒモは、サラシでも新モスでも。太くても細くても。
長さも好みです。

二つ折りしてぐし縫いしてひっくり返してもいいし、縫い代を折り込んで二つ折りしたものを外からミシンで縫ってもいいし、やりやすい方法で用意します。
既製品を適当な長さに切っても構わないです。

本体は、並幅の場合ははぎ合わせます。
縫い代は割ってもいいし、袋縫いして片方に倒してもいいし、縫い代がごろごろしなければ方法は何でも構わないです。
洋裁用の幅の広い布地からの取り方は、布幅と出来上がりサイズと相談して適宜決めます。

腰回りのさらし部分は、着丈の調整も兼ねています。

本体部分の長さが十分取れる場合は、下のイラスト右側の「さらしでくるむ式」がしっかり仕上がると思います。



折り伏せ縫い:片側の多めに取った縫い代で縫い代をくるんで、布端が外に見えないようにする始末のしかた。




さらしでくるむ式:下のイラストの方式で縫うと、1本縫うだけで始末できます。

本体部分とさらしをまずぐし縫いして、その後、さらしを半分に折って縫い目を隠すように折りぐけorまつり縫いでも同じように仕上がります。
合体部分の近くに押さえミシンをするとしっかりすると思うのですが、仕上がりが固くなるので私はしない事が多いです。(ほつれそうな時はします)





袋縫い:縫い代が中に入って見えないように縫う縫い方。薄めの布にいいです。