前後の身頃を中表(裏側同士が外)に合わせ、「しるし」と「しるし」を合わせて、ずれないように待ち針を打ちます。
赤い点線の部分を縫います(ぐし縫い)。
↑上図は右身頃です。左側も同じように縫います。
上の図で、左側が肩です。
肩の山印から二つ目のT印の間は袖付けと袖下の空き(みやつ口)です。赤い点線部分を縫い、その右は、馬乗り(スリット)です。
縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをします。
左右どちらも、前身頃に向かってきせをかけます。
下の図は、折る向きです。
実際には、袖付け部分から裾まで、通して折り目をつけます。
袖付け位置から上は、肩の所でしるしより5mm外側と、袖付けのT印をまっすぐ結んで折ります。
上図の黒い点線が、きせの折れ線になります。
ナナメの部分とまっすぐの部分はもたつくので、完全にきれいには折れませんが、ナナメとまっすぐ、という気持ちで折っておきます。